バレンタインになるとただでさえ品薄気味のバターがさらに品薄に…
近所のスーパーを複数回ってみても、まったく手に入らない、なんてことはよくあることです。
バターが入手できなかった場合、クッキーはつくれるのでしょうか?代用できるものの紹介と、代表的なマーガリンについてお話します。
クッキー作り バターの代用品は何がいい?
実は、クッキー作りの際、バターの代わりに代用できるものはいくつかあります。
・サラダ油
・マーガリン
・オリーブオイル
これらがバターの代用品としては代表的なものです。ただし、どれも出来上がりはバターには劣ります。
やはりバターは深い風味がありますよね。代用品に使うものだとその風味が全然でないのです。
とりあえずクッキーの形にはなります。食べれます。でもいまいちおいしくない…
というのが代用品を使って作ったクッキーの感想です。
この中でも特にやめたほうがいいと思うのはオリーブオイルです。オリーブオイルは独特の風味がありますよね。バターを使ってクッキーを通常通り作った場合バターの風味がするのと同じように、オリーブオイルの風味がしてしまいます。お菓子にはあまり合いませんので、おすすめできません。
こう考えるとバターを代用品を使って作った場合、バレンタインなどで人にあげるクッキーを作るにはそぐわないのでは・・・?
とちょっと、絶望的な気持ちになってきてしまいますね。
ですがどうしてもバターが手に入らず、そして手作りしたい場合はどうしたらよいのでしょうか?
この中でマーガリンですが、使いようによっては、ちゃんとおいしいクッキーを作ることができます。
クッキーにバターはマーガリンで代用できる?
まずバターの代わりにマーガリンで代用できます。ですがクッキーといっても作るものを選ばないとやはりバターに劣るあまりおいしくないクッキーが出来上がってしまいます。
バターの特徴を思い出してみましょう。そう、とても風味が強いということです。対してマーガリンは、風味があまりなく、クッキーを作るときに代用できたとしても、風味が出せずあまりおいしくない、とお話ししました。
そう、風味が出なくてもおいしく感じるもの、むしろ出ないほうがいいものを考えてみましょう。
例えば…フルーツやチョコの味を押し出したいクッキーの場合。
クッキーといえども、フルーツが主役、チョコが主役というようなクッキーの場合は、バターの風味が主役を邪魔してしまうことがあります。ですのでむしろマーガリンのように主役を邪魔しないもののほうがいいかもしれません。
なので、マーガリンでクッキーを作る場合は、プレーンなクッキーではなく、イチゴパウダーや抹茶パウダー、チョコレートをたくさん入れた、そのほかの味が強いクッキーにしましょう。イチゴなどのジャムを作ってそれを乗せて焼くクッキーなんかもいいかもしれませんね。
むしろこのように味が強いクッキーの場合はバターよりもマーガリンの法がおいしいというような人もいますよ。
あと一点、注意点ですが、マーガリンにもいろいろとあります。ネオソフトのような食パンに塗って食べるタイプのマーガリンはいろいろな香料が入っているのでほとんど使えません。マーガリンの中でも製菓用のマーガリンを選ぶようにしてくださいね。
クッキー作り バターとマーガリンの違いは?
簡単にバターとマーガリンの違いをお話ししましょう。
バターは牛乳が原料のもので、マーガリンは牛乳以外が原料のものです。
似ているようでかなり違いますね。
そして使っていく上での違いは、バターは硬いですがマーガリンはやわらかいですよね。そのためお菓子作りの際、少々扱いにくい部分があるかもしれません。
また味の違いもさっきお伝えした通り
バター風味豊かな出来栄え
マーガリンあっさりとした出来栄え
そのためふつうのプレーンクッキーにはマーガリンだとあまりおいしくできあがりませんが、フルーツなどのクッキーには主役を邪魔せずにおすすめです。
まとめ
バレンタインの時期でお菓子作りをしようとすると決まってバターがない現象が起こります。
困ったものですね。でも絶対手作り!と決めているのであればどうにかしなければなりませんよね。
そういった場合は誰かが目をつける前に製菓用のマーガリンを購入し、マーガリンが生かせるクッキーを作ってみてください!
大事な人にプレゼントするのだから、おいしいもの作れるといいですね!