暑い夏の紫外線対策で欠かせないのが日傘ですよね。
最近は日傘でも「晴雨兼用」と表示されているものが多いですよね。
晴雨兼用の日傘は突然の雨にも対応できて、とっても便利です。
ですが、晴雨兼用の傘はどのくらい雨に対応できるのでしょうか??
晴雨兼用の日傘は雨にどこまで耐えられる?
突然ですが…、私雨女なんです。
朝、日傘として持ってでた傘が、夕方の帰りには雨傘になってしまっている…、なんてことが多々あるのです。
ですが、晴雨兼用傘とはいえ、「日傘」としての使い方がメインで、雨はおまけのようなものです。
この傘はどの程度まで雨に耐えられるのでしょうか?
これはその傘の素材にもよります。
ツルツルとしているポリエステル素材の傘であれば、普通の雨傘とほとんど差異なく雨にも対応できます。
でも、日傘の多くは、麻などの布でできていることが多いと思います。
布でも、晴雨兼用傘の場合は防水加工がしてあるので、ある程度雨を凌いでくれますが、どしゃぶりの雨には耐えられません。
ゲリラ豪雨のような雨にはまず耐えられないと考えていいでしょう。
また、日傘には刺繍やレースなどおしゃれな部分があると思います。
その刺繍部分から水がしみてきてしまう可能性も考えられます。
そのため、晴雨兼用の日傘は突然の小雨程度の雨に使うのが良いでしょう。
晴雨兼用日傘は雨でUV効果が落ちる?
そして、もう一つきになるのは、雨に濡れてしまったことによって、UVカット効果が落ちないか…。ということだと思います。
もし、傘の裏側にコーティング加工がされている生地であれば、雨の日に使っても、UVカット効果が落ちることはありません。
コーティングがしてあるかどうかを見分ける方法は…、
・裏面と表面の色が違う
・手触りが違う
・コーティングしてある場合、光沢がある
という点があげられます。
もしコーティングしてない生地の場合は、UVカット効果のある薬剤が雨によって落ちてきてしまうので、UVカット効果は定価してしまいます。
ですが、それで落ちるのはせいぜい10パーセント程度です。
それほど気にしすぎることはないでしょう。
また、UVカット効果や防水スプレーなどが市販されていますので、気になるようでしたら自分でそういったものをかけてみるのもいいかもしれませんね。
UVカットスプレー→防水スプレーの順番で加工すると良いでしょう。
日傘の晴雨兼用のもののお手入れは?
お気に入りの晴雨兼用の日傘はなるべく長く使いたいですよね。
まず、雨に濡れてしまった日は、丁寧にタオルで傘をふき取り、日陰干しするようにしましょう。
日傘と言えど、直射日光に当たり続けていると、日焼けしてしまい、色落ちや黄色っぽいシミができてしまう原因になります。
日傘として使っている以上、日常使いから日には焼けてしまいますが、干しているときくらいは日陰にすることによって劣化のスピードを抑えることができます。
汚れてしまった場合は、10倍に薄めた中性洗剤をスポンジや布に含ませて、汚れを撫でるように擦ります。
あまり強くこすってしまうと、生地が傷んでしまうので優しくやりましょう。
あとは洗剤が残らないように、水で洗い流します。
洗い流したら、柔らかい布で、水気をしっかりと拭いて、日陰母子をするようにしましょう。
水は必ず拭くこと!これは骨部分を錆びさせないという意味でお大切なので、雨の日に使った場合や洗った場合は気を付けるようにしましょう。
まとめ
晴雨兼用傘はやはり大雨には向かないんですね。
私も、良く、夕立がひどく振っているときに、朝持って出た日傘を使うことがあるのですが
「ボクは日傘だよ!こんな雨耐えられないよー」
という日傘の声が聞こえてくるようです…。
晴雨兼用傘は便利ではありますが、ものすごく雨が降っている時は、雨傘を調達するなりして使ったほうが日傘自体が長持ちするようですね。
ちなみに私は、夜雨の予報がある時は、去年まで使っていた古い方の晴雨兼用日傘を持って出ています。
もし新しい傘を買って、古い傘がまだ使えるようだったら、雨の日に使ってもいい、晴雨兼用日傘があると便利ですよ。