おでこにぶつぶつが…。ニキビだかなんだかわからないけれど
嫌ですよね。きれいな肌に戻りたいものです。この痒くないけどきになるぶつぶつの正体や治し方はどうしたらよいのでしょうか?
おでこのぶつぶつかゆくないけど?
おでこのぶつぶつ、かゆくないし痛くないけど…
中々治りにくいんですよね。まずはこの憎きぶつぶつの正体をお教えします。
このぶつぶつにはもちろん原因があります。
・整髪料などがおでこに触れて汚れる
・シャンプーやリンスのすすぎ残し
・メイク落としが甘い
・加齢によりターンオーバーが遅くなった
・脂分の摂りすぎ
これらの原因が考えられます。
整髪料やシャンプー、リンスの洗い残しは、肌にとても刺激になってよくありません。ほとんどの人がこんな理由が多いのではないでしょうか。また、いつものメイク落としでおでこのファンデーションなどが落ち切っていなかったりする場合があります。そうすると毛穴がつまりおでこのぶつぶつなどの肌荒れを引き起こしやすくなります。
続いてターンオーバーです。ターンオーバーとは肌の生まれ変わる周期のことを言います。若い頃はターンオーバーが活発で多少肌が荒れてしまってもすぐに回復するのですが、年をとるとそうではありません。このターンオーバーの周期が乱れたり遅くなったりすることによって肌荒れが長引きます。
最後に脂ものを食べたときです。前日にから揚げだとか、揚物を食べたときの次の朝、このようにおでこがぶつぶつしてしまう人が多いようです。
このぶつぶつをつぶすとむにゅっと脂っぽいものが飛び出してくる人もいるようです。人の体質によって脂っぽいものを食べても全然OKな人もいるとは思いますが、思い当たる節があればあまり食べないほうがいいかもしれませんね。
おでこのぶつぶつはニキビ?
おでこのぶつぶつ、痒くもないし痛くもないからニキビじゃないかな?
って思うかもしれませんが、
平たく言えばニキビです。ただおでこのあまり痒かったり痛かったりしないニキビは普通のニキビの菌とは違います。
普通のニキビはアクネ菌という菌。おでこのぶつぶつはマラセチア菌というものが原因になる場合が多いのです。
そのため、いつものアクネ菌を退治してくれるニキビの薬では治らないこともあります。
ただ何の菌が原因かどうかというのは素人にはちょっとわからない部分です。皮膚科に行くとわかるでしょう。
(皮膚科に行くときは皮膚科を専門にやっているところ、美容にも強いところの方が良いでしょう。)
まずは 抗真菌外用薬などで除菌などをしながら様子を見るのがいいかもしれませんね。
おでこのぶつぶつの治し方は?
おでこのぶつぶつの原因であるマラセチア菌は常駐菌なので完全になくすことはできません。これらの菌は体にとって良い働きをしてくれていたりもします。
ですが繁殖しすぎるとおでこにぶつぶつを作ったりとちょっと厄介なんですね。ですので意識的に繁殖させないことが大事となります。
マラセチア菌は空気に触れるのが苦手です。そのためマラセチア菌を増やさないためには通気性をよくすることが大事です。つまりオイリーな肌質でべたべたしているおでこをマラセチア菌は好みます。
おでこのぶつぶつを治すには洗顔と保湿が大切になります。もちろんメイク落としも。
メイク落としの甘さやシャンプーやリンスのすすぎ残しは肌に刺激を与え毛穴にも汚れが溜まります。毛穴に汚れが溜まり、毛穴の詰まった状態。これは非常に風通しの悪い状態です。マラセチア菌が大喜びしてしまう環境です。
つまり、まずはしっかりとメイク落とし、洗顔をして汚れを落としてあげる事が大事です。ちなみに私のおすすめは炭酸クレンジングです。これ、メイク落としにもふつうの洗顔にも使える優れものです。炭酸の力でメイク汚れの洗い残しをゼロにしてくれます。さらに炭酸の血行促進効果により、おでこのぶつぶつのもう一つの原因であるターンオーバーの遅れをも改善してくれるのです。
もちろんシャンプーリンスはしっかりとすすいでできるだけ、おでこに当たらないように気を付けてくださいね。
そして、その後は保湿も大事です。
実は肌の乾燥こそがオイリー肌へ続いてしまうのです。
肌が乾燥すると、私たちの肌は潤わなければ!と思います。
そして自ら皮脂を分泌してしまい、そのまま、オイリー肌になり毛穴が詰まってしまったりするんですね。
しっかり洗顔とたっぷり保湿で肌をおでこのぶつぶつから守りましょう。
まとめ
気になるおでこのぶつぶつ。
これ、普段はニキビはそんなにできない人や、おでこ以外の肌はきれいっていう人も結構悩んでいるんですよ。
そんなことを言っている筆者もそうでした。顔の肌荒れはとっても気になります、自信を持って生きるためにも地道にコツコツがんばって治していきましょうね!