愛犬の爪きり、どうしてます？
爪切りを嫌がるワンちゃんって実はとっても多いですよね。
そのたびにいつも大波乱！
そもそも爪って切ったほうがいいのか？
そして切らなきゃいけないならどうやって切るべきか…。

犬の爪切りは必要？

犬が人に飼われる前、野生に生息していたころは、
まさか自分で爪を切るわけはありませんから、放置ですよね。
で、地面を歩いたり、獲物をしとめたりするときに、
爪は適度に削れていて、身体に影響はなかったものと思われます。

そしたら、自分ところの犬は毎日散歩にも出かけているし、
そこで地面とこすれて削れるはずだから爪を切る必要なんてないのでは？
そう思いますよね。

ですが…、現在私たちが飼育している犬というのは、
もうすでに野生の犬とは別物です。
もちろん散歩でも多少削れるとは思いますが、
爪のお手入れとして切ってあげる必要があります。

もし、爪を切らないと…
犬の爪は血管があります。爪の先端の方は血管はまだ伸びてないのですが、
この爪を放置して伸ばすと当然血管も伸びていきますので、
爪を短く切るのが困難になってしまいます。
なので定期的に切ってあげる必要があります。

また、犬の足をよく見てください。
私たち人間でいう、親指っぽい爪ありますよね。
普通の爪より後ろについているものです。
この爪は狼爪（ろうそう）と言います。
この爪は実は歩いていても地面と接触しないため
自然に削れて行きません。

この爪を切らずに放置するとどうなるか…
伸び続け、爪が巻き爪になり、肉球に食い込んでしまう恐れがあります。
とっても危険ですよね。

それに、室内で飼っている場合は、爪が長いとフローリングで滑りやすくなりますし、
室内外に関わらず伸びた爪が思わぬものに引っかかったりして
怪我をしてしまう恐れがあります。

もちろん、その爪で人を傷つけてしまう事も考えられますよね。

なので、愛犬のためにも、あなたのためにも爪は切る必要があります。

犬が爪切りを嫌がる場合は？

愛犬が爪を切るのを嫌がる場合があると思います。
というか、多くのワンちゃんは爪切り嫌いなんです。

普段はおとなしいワンちゃんでも、爪切りになると
途端に吠えたり、噛んだり、唸って威嚇したり…と…、
本気で嫌なんでしょうね。

先ほども申した通り、犬の爪は深く切りすぎると、
血管や神経が通っているので、痛いんですね。
なのでワンちゃんも敏感に嫌がるのでしょう。

ですが、こればっかりは慣らしていくしかありません。
例えば…

・爪切り中おやつを与えて、気を紛らわす。
爪切りが嫌なものじゃない、と覚えさせる。

・爪切りが終わったら目いっぱいほめてあげる

など、多分一番、おやつが有効かと思います。

あとは・・・

・ワンちゃんが熟睡中にこっそりと爪を切る

目覚めにくいワンちゃんなら一番楽かもしれません。

犬の爪切りのコツは？

さて、ワンちゃんが爪切りを嫌がるのは痛いから。
ですので、できるだけ痛くない爪切りをしてあげるのがいいと思います。

爪が白いワンちゃんなら、よく見ると中の方が赤くなっている部分があります。
そこを切らないように気を付ける。
爪が黒いワンちゃんであれば、本当に少しずつ切っていきます。
なんとなく切り口が湿ってきたらそこでやめましょう。
その先に血管や神経のあるゾーンがあります。

あまり伸びすぎるとこの血管のあるゾーンも伸びてきてしまうので、
みじかく切るのが難しくなってしまいます。
なので、だいたい１か月から1か月半くらいの頻度で切ってあげるのがいいですね。

ついうっかり伸びすぎてしまったり、
飼い主さんじゃ手におえない！となったら、
もういっそ獣医さんやトリマーさんなどプロに任せましょう。
金額は場所にもよって様々ですが、
500円程度が多いようですね。
爪を切っている様子を見させてもらい、
参考にするのもありです。

まとめ

愛犬の爪どうですか。
結構切るのは大変ですし、必要ないのであれば、切りたくないというのが本音。
でもやはり切ったほうが安全です。

嫌がるワンちゃんを慣らしていくのは大変ですが、
エサなどのご褒美、それからいっぱいほめてあげることで
爪切りが嫌いじゃなくなるといいですね。