インフルエンザの流行の季節にやってきました。
普段から気を付けている赤ちゃんの体調…。
この時期はさらに気になりますよね。
赤ちゃんがインフルエンザに罹らないために予防をしっかりしましょう。
そして予防接種の有無も判断しましょう。

乳児のインフルエンザの予防はどうする？

乳児のインフルエンザを予防するには、まず周りの人がかからないようにする事が大事です。
なので両親や上にお兄ちゃん、お姉ちゃんがいる場合は予防接種などをしてしっかり対策をした方が良いです。

インフルエンザは確かに怖いですが、インフルエンザに罹らないため、また罹っても症状を軽くするためには、日頃からしっかり予防対策をしていることが大事になります。

当たり前の事ですが、
手洗い、うがい、をしっかりと怠らないことです。
また、しっかりと食事を摂り、睡眠もしっかりとする事。体自体がウイルスに強いしっかりとした体であることが大事です。

また、周りの大人である私たちが気を付けていても、
道行く人すべてがインフルエンザに対してしっかり対策をしているわけではありませんよね。
なので、インフルエンザの流行るこの時期はできるだけ赤ちゃんを人混みに連れていかないようにしましょう。
外出も控えたほうがいいかもしれませんね。

とはいえ、絶対にそれを守るのも難しいところ…。
なので、赤ちゃんと一緒に、外出をした場合、帰ってきたら必ずしてほしい事があります。

・帰ってきたらすぐに着替えさせる。
・除菌ウェットティッシュなどで顔を拭く
・帰ってきたら母乳を与えて喉を潤う。

これらの事をしっかりと行いましょう。

またインフルエンザウイルスは乾燥に強く、湿度に弱いです。だからこのシーズンに流行るのですね。
なので、自宅では加湿器などをつけて、できるだけ家の中の湿度を上げるようにしましょう。

乳児にインフルエンザの予防接種は必要？

乳児にインフルエンザの予防接種が必要かどうか、また効果があるのかどうか、というところは、まだはっきりとはわからないところではあります。

また、乳児ではなくてもインフルエンザの予防接種は注射したからと言って必ずかからない訳ではありません。
注射を打ってもかかってしまう場合も良くあることなのです。
インフルエンザにもいくつか型があって、予防接種をした型と違う型だった場合は、罹ってしまうんですね。

それに加え、乳児の場合は免疫機能がまだ未熟です。そのため予防接種をしても抗体が付きにくいんですね。
ですが、生まれて初めてインフルエンザにかかるよりも、予防接種で体にインフルエンザウイルスを記憶させていくというのも悪くないかもしれません。

また、ワクチンのおかげで、症状が軽くなることもあります。

最近では、生後六か月以上の赤ちゃんにワクチンをしたときに、抗体が上がったという結果も報告されているそうなので、
赤ちゃんにアレルギーなどがなければインフルエンザの予防接種を検討してもいいかもしれませんね。

乳児はインフルエンザの予防接種で副作用がある？

とはいえ…！！

インフルエンザの予防接種で副作用があるならば、ワクチンを打ちたくないな、と思いますよね。

確かに、インフルエンザのワクチンで副作用がないとは言い切れません。
ですが、インフルエンザワクチンは臨床試験を通っております。
副作用があったとしても、
熱が出たり、注射を打った部分が腫れてしまったり…という程度のようです。
注射は実際少量のインフルエンザウイルスを身体に入れているわけですから発症してしまう可能性もなくはないんですね。

インフルエンザに罹ってしまっても、軽い症状ですんだり、ふつうに治ったりする場合が本当は多いです。
ですが、まれに、インフルエンザ脳症など、重大な合併症を引き起こす可能性もあります。

なので、

副作用の可能性もわずかながらにあるが、インフルエンザ予防の為に摂取しておくか、
予防対策をしっかりして、インフルエンザの予防接種を見送るか、

どちらが正しいかは永遠に謎です。
ただ赤ちゃんのためを考えてお母さんやお父さんが判断するしかないんですよね…。

副作用を恐れてまで無理にインフルエンザの注射を打つ必要はないとは思いますが、
注射を打って万が一に備える、と考えるのもどちらも正しいと思います。

まとめ

ちなみに、筆者は今までインフルエンザの注射を受けたことはありません。
高校生くらいのころ、受験の為に注射を打つ事になりましたが、
１回だけやり、怖くなり、２回目はバックれました。
ただたんに注射が嫌いなだけです。(笑)

でも、一日三食しっかり食べて、しっかり寝ていたので大丈夫でした！

なので赤ちゃんにしてもしっかりと母乳を飲ませ、たくさん寝かせてあげる。

それが一番大事なような気もします。