我が子がアトピーだと、つらいですよね。
大人でもつらい「痒み」
小さな我が子がそのかゆみで苦しんでいる姿を見ると、
今すぐにでもどうにかしてあげたい!と思うと思います。
アトピーはとても難しい病気。
色々な方法を試しても中々改善しないと、お母さん自身もつらくなってきてしまいますよね。
頑張りすぎて無理はせず、でもできることから子供のアトピーに良いことを取り入れていきましょう。
今回は、アトピーでお風呂をかゆがってしまう子のための「塩素」と塩素除去方法について、お話しします。
アトピーでお風呂がかゆい!
アトピーではない健康な肌の人は普段あまり感じたことはないかもしれませんが、
お風呂はアトピーの子供にとってとてもつらいもの。
お風呂の後に、体を掻き毟ってしまう…ということも多いのではないでしょうか?
お風呂は身体を温めたり、清潔にしたりと、とても大事なものですが、
その反面、肌を乾燥させたり、肌が弱い人にとっては刺激になってしまいます。
アトピーの子にとってもお風呂は「刺激」です。
では、「お風呂」は諦めて「シャワー」だけの方がいいのかな?と考える方もいるかもしれませんね。
ですが、アトピーだとしても「シャワー」よりも「お風呂」の方が、体にも肌にも良いのです。
お風呂にしっかりと浸かることによって、毛穴が開き、毛穴に詰まった汚れ、古い角質などが自然と取れていきます。
シャワーだとゆっくり温まることができませんよね。
シャワーのみだと毛穴も開かず、角質、皮脂汚れが落ちにくいのです。
乾燥や刺激を恐れてシャワーのみにしても、
日々の汚れが蓄積されて、肌に悪影響を及ぼす…
老廃物で体のかゆみに拍車をかけてしまう…
なんてことになったら本末転倒ですよね…!
なので、アトピーでもお風呂には浸かったほうが良いのです。
お風呂にはしっかりと入り、
その分、石鹸で体をゴシゴシとこすったりせずに、
お湯だけで体の汚れを落とす、と考えたほうが結果的に、肌に対する刺激は抑えられるのです。
アトピーにお風呂の塩素が有害だった?
とはいえ…!
お風呂につかると子供はかゆがったり、染みて痛かったりする状況をなんとかしたいですよね。
実は、お風呂がアトピーに染みてしまったり、かゆみや痛みが出てしまうのは「塩素」
が原因です。
わたしたちが普段使っている水道水
こちらには、「塩素」が含まれています。
塩素は、消毒の役割を持っているので必ずしも悪ではありません。
現に、浄水器を付けなくても日本の水道水は安全に飲むことができます。
高濃度の塩素は体に悪影響を及ぼしますが、
私達が普段使っている塩素は人体に影響がない程度の濃度なので安全です。
塩素が原因でアトピーになるわけではありませんし、
塩素が原因でアトピーが悪化するわけでもありません。
ただ、アトピー肌の子にとっては健康な人にとってはなんでもない「塩素」が肌に刺激になってしまう…
ということはよくあることなのです。
例えば・・・
魚を飼育したことのある人は知っているかもしれませんが、
魚の住む水槽に、直接水道水を入れてはいけませんよね。
一日、外に出して、カルキ抜きをします。
塩素の含まれた水は水道から出ることによって、水中からなくなります。
魚たちにとって、この消毒の「塩素」が有害だから、わざわざカルキ抜きをしてから、水槽に水を入れてあげるんですね。
それと同じように、アトピーの子にとっては塩素が刺激になってしまうので、
お風呂に溜めるお湯は塩素除去をしてあげるのが効果的です。
お風呂の塩素除去 赤ちゃんにも安全な方法は?
では、どのように塩素除去をしたらよいでしょうか??
水槽に入れる水のように、朝お風呂にお湯を張って、しばらく放置し、夕方お風呂に入るころに「追い炊き」をするのも良いですね。
少し手間がかかりますが、追い炊き機能があれば簡単にできます。
また、一番風呂を避けるという手段もあります。
一番風呂って一番清潔で気持ちよさそうですが、
実は塩素の濃度としては一番濃いのです。
人が入るころによって、皮脂などにより塩素が薄くなっていきます。
なので、赤ちゃんを入れるお風呂は一番風呂を避けたほうがいいでしょう。
とはいえ、お父さんの帰りが遅いだとか、母子家庭の場合は、必然的に一番に自分と子供が入浴せざるを得ませんよね。
朝お風呂にお湯を張るのも、常に湯銭にお湯を入れておきたくない!という人もいるでしょう。
そういう場合におすすめなのが「ビタミンC」です。
実は、ビタミンCは塩素を中和してくれる成分なのです。
ビタミンCを入れることによって、お風呂の塩素を中和してくれるので…
・入り心地がまろやか、柔らかくなる
・お風呂の湯が肌にしみず、チクチクしたりかゆくならない
などといったことを実感できますよ。
またちょっとした嬉しさとして、
肌がきれいになったり、ビタミンCで中和したお湯で髪を洗うとサラサラになったり…
といった効果を感じている人もいるようです。
お母さんにとっても嬉しい副産物です。
ビタミンCの入れ方は簡単。
薬局などで手に入るビタミンCの粉末を1gほどお風呂に入れるだけ。
簡単ですよね。
ビタミンCの粉末を買うと、計量スプーンもついてくることが多いので、
スプーンに掬ってさっと入れるだけなので楽々塩素除去ができますね。
私のおすすめのビタミンC粉末はこちらです。
【業務用】ビタミンC原末100%( アスコルビン酸)1kg(1000g)入りスタンドタイプアルミパック(粉末)【DM便送料無料】
|
こちらはなんと大容量の1㎏
そして価格はとっても安い…。
薬局などに行くと、300gで3000円とかって見かけるので、
いくら一度に使う量が1gでも、ちょっと金額的に痛いんですよね。
でもこちらは1㎏で1700円程度なのでかなりコスパが良いです。
それに、もともと飲用もできるものなので、
お風呂のお湯が子供の口に入っちゃっても安心できます。
1㎏と大容量なので1度買えばしばらく持ちます。
使い切るのが難しそうであれば、自分自身が美容と健康のために飲んでみるのもいいかもしれません。
とりあえず、少量から試してみたいという場合は300gでも販売があります!
300g/700円♪高品質ビタミンC原末(粉末)100%(L-アスコルビン酸)美容と健康維持・残留塩素除去にお使いください。 DM便【送料無料】
|
どちらにしても、薬局よりかなり安いので重宝してます。
とても安く、そして手軽の塩素除去ができますね。
塩素除去だけでアトピーが改善されるわけではありませんが、
方法の一つとして、試してみる価値のある方法だと思います。
私自身も、アトピーがひどいというわけではないのですが、
お風呂に入ると体がチクチクして染みてしまったりかゆかったりする敏感肌ですが、
ビタミンCで塩素除去すると、
お風呂の入り心地が柔らかくなるという実感もありますし、
風呂上りの乾燥やかゆみが激減したので愛用してます!
アトピーお風呂の入り方まとめ
子供がアトピーだと辛そうでかわいそうで…
自分自身も悲しくなってしまいますよね。
もちろんアトピーの治療には、良い皮膚科に出会うことが一番大事です。
ですが、親としては我が子にできることは何でもしてあげたいですよね。
塩素除去に関しても人によって改善される、されないがあると思います。
それでも試して少しでも痒みが収まるのであれば…
やってあげたい方法の一つだと思います。
ビタミンCでの塩素除去はとても簡単で、
多くの人も試している方法なので、ぜひ一度やってみるといいかもしれません。
可愛い子供たちの、アトピーでの苦しみが少しでも軽減されることを願ってます。
そして、お母さんもあまり思いつめず、子供のアトピーと向き合っていけるといいですね…。