子供が遊んで帰ってくると、何やら手や足に「トゲ」が刺さってしまった様子…。
抜いてみようとするも中々深く入ってしまっていてうまく抜けない!
力づくでやろうとすると子供は泣き叫ぶし…。大変ですよね。
深く刺さり、中々抜けないとげどのようにしたら抜けるのでしょうか?また抜けなかった場合は放っておくとどうなる?病院に行くなら何科がいいのでしょうか?
とげの抜き方 深いときは?
とげが深く刺さってしまったときの抜き方をご紹介します。
5円玉
五円玉を用意します。
五円玉の穴の部分をトゲが刺さってしまったところに合わせます。
そしてぐっと押します。するとそれに押し出されてトゲの頭が出てきますので、その頭をピンセットで掴んで抜きましょう。
真ん中がぷくっとなるので、指で押すよりも押し出されやすいのです。
お風呂でふやかす
一度あきらめてお風呂に入りましょう。
お風呂に入ると皮膚がふやけます。ふやけることによって、トゲが取りやすくなりますよ。
また、お風呂以外にも蒸しタオルを患部に当てて皮膚を温めふやかし取りやすくする方法があります。
はちみつ
おばあちゃんの知恵袋です。
患部にはちみつをたっぷりと塗ると、不思議とトゲが浮き出てくるのです。
というのも、はちみつには抗菌作用があり、傷を治す手助けをしてくれるのです。
数分はちみつを塗っていると、皮膚が治ろうとして、挟まっているトゲを押し出してくれるんですね。
そこで、針やピンセットなどで取り出してあげましょう。
ご紹介した方法はいずれも、トゲを抜けやすくする方法です。
抜けやすくしたらピンセットや針などで抜くといいでしょう。
そのさい、ピンセットや針はくれぐれも清潔にしてください。
煮沸消毒をしたりしてから使いましょう。
棘が抜けないのを放置するとどうなる?
以上の方法でもどうしても抜けない場合があります。
ちょっと気になる程度で痛みもひどくないようなら放置しても大丈夫なのでしょうか?
子供のころ
「棘を放置しておくと血管を通り心臓に突き刺さってしまう」
なんて恐ろしい話を聞いたことはありませんか?
結論を言うとそれは「嘘」です。
そんなことはありえません。
ただ、だからといって、トゲを放置していいかというとそうではありません。
棘を放置すると…
患部が膿んでしまいます。
放置した人の話によると、
「痛くないからほおっておいたら、1日2日後に、刺さった部分に心臓があるかのようにドクドクと強く脈打っている。なんだか痛みも感じ、しびれ始めた…」
などということがあるようです。
これは皮膚の中で化膿してしまっているんですね。
トゲで怖いのは、トゲによって怒ってしまう、細菌感染です。破傷風などがありますので、危険です。
なので、消毒しつつ自力で抜くかどうしても抜けない場合は医者に行くことも検討したほうがいいでしょう。
とげが抜けないとき病院は何科?
では、お医者さんに行く場合、どこに行ったらいいのでしょうか?
棘程度であればどこでも基本的には大丈夫ですが、特に適しているのは
「外科」「整形外科」などです。
「棘程度で病院に行くなんて大げさだって思われないかな・・・」
と思う気持ちもわかりますが、そうも言っている場合ではありません。
また、心配ならば、近所の町医者などがいいでしょうね。
街の開業医などは小さな悩みなどもしっかりと聞いてくれるところが多いですし、冷たい対応をされたりもしないはずですよ!!
まとめ
子供のころ、トゲが心臓まで来てしまうと本当に信じていた私です。…が、そうでないとわかり一安心。
でも、抜かずに放置していると感染症を起こしてしまう可能性もあるので、頑張って抜くか、病院に行くかするのが賢明です。
早く抜けるといいですね!